SSスコープなどの無線機器 組込機器 ハードウェア・ソフトウェア 設計製作開発 | |||
どのくらいという基準はありません。見通しの良く、他に妨害電波の無い環境では、たとえSSスコープで測定してもノイズに埋もれて電波を確認できないような低い電界強度にもかかわらず通信できることもあります。反対に高い電界強度を示しているのにもかかわらず妨害電波のために良好な通信ができないこともあります。
通信テストは実際に使用する無線機器で通信テストをして判断しなくてはなりません。SSスコープを用いると2.4GHz帯で他に障害となる電波を出している機器が近くにないか、通信したい周波数で電波を出しているのかを簡単に確認することができます。
SSスコープは簡易なチェッカーとしての位置付けで開発しており、測定した電界強度は±5dBM程度の個体差があります。従いまして表示される電界強度は相対であり、大体の目安としてお考え下さい。
SSスコープは双葉電子工業(株)社製無線モデムであるFRH−SD06T を搭載しています。SSスコープを2台使うと、この無線モデムでの通信テストを行えます。従いまして、この通信テストは FTH-SD06Tを用いた結果となります。
通信距離はその無線モデムの規格、出力、受信感度、アンテナの種類、アンテナケーブル長などにより変動します。
電界強度を測定するだけですので、通信内容はわかりません。ただし双葉電子工業株式会社製のFRHシリーズではバンド、チャンネルとIDが同一であれば内容を表示することができます。
新品のアルカリ電池を用いて、バックライトを点灯しない条件だと連続8時間程度です。周囲の気温などにより多少の変動があります。
電池の電圧によって測定結果は変わりません。