ST7032iをI2Cバスで制御するサンプルソースを公開します。

LCDコントローラーとしてST7032iを搭載した液晶モジュール「SB1602B」とR8C/29を組み合わせて、回路を構築し、ソフトウェアを開発しました。

I2CLCDをドライブする

I2CLCDをドライブする

◆R8C/29は16ビットMCU「R8C/2」の少ピンタイプのマイコンです。

今回搭載したR8C/29はR5F21294SNSP です。
* 内蔵FlashROM 16KByte
* 内蔵RAM 1Kbyte

今回は内蔵する高速オシレータをシステムクロックとして使いました。外付けの回路は、リセットを含んだデバッガ端子(E8/E8a)数本とI2Cバスの二本のみで、とてもシンプルにできました。

◆SB1602Bはストロベリーリナックス(strawberry linux)で発売しているI2C・低電圧キャラクタ液晶モジュール(16x2行)です。

よくあるキャラクタタイプのキャラクタLCDドライバをI2Cバスで制御できるようにした他、アイコン表示やソフトでコントラストを設定できるなどの拡張がされています。

解説

◆ハードウェア

SB1602Bのリセットはプルアップしています。必要があれば外部にリセット回路をつけるか、マイコンのポートに接続します。

R8C/29はI2Cバスのペリフェラルがありません。このサンプルソースでは P3_4をSCL,P3_3をSDAにしています。両方のポートとも入出力の切り替えができるポートならば移植可能です。

◆ソフトウェア

I2C ペリフェラルを用いずにポートで実現しています。SCLはポートのHI/LOにてクロックを作っているため、クロックストレッチに対応していません。 ST7032iはクロックストレッチの機能はないので問題ありませんが、他のI2Cデバイスを接続して、ソフトを移植する際には確認ください。

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HEW プロジェクトファイル(サンプルソフト)LcdTest

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